ホットヨガはヨガ(常温)とどう違うの?

ホットヨガはヨガ(常温)とどう違うの?

ヨガは、健康や美容意識の高い芸能人の間でも人気で、真剣に取り組んでいる人が多くいらっしゃいますよね。心身のバランスを整えてくれるヨガは、芸能人はもちろん、忙しい現代社会を生きる人におすすめの健康法なんです!!

今、このコラムを読んでくれているあなたも、きっとヨガに興味を持ってくれている一人だと思います。ですが、これからヨガを始めてみようと思っている人の中には、「ヨガ(常温)とホットヨガ、どちらがいいの?」と悩まれている人も少なくありません。

本記事では、そんな人に向けて、ヨガ(常温)とホットヨガの違いについて解説しています。どちらにするか迷われている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

ホットヨガとは

ホットヨガとは

ホットヨガとは、簡単に言うと高温多湿の環境下で行うヨガを指します。
高温多湿の環境にするのは、ヨガ発祥の地であるインドの環境に近づけるためです。

「日本の冬は寒くて、思うようにポーズがとれない!!」

日本でヨガの講師を務めていたインド出身のチョードリー氏は、日本の冬の寒さの中では体がこわばるため、ヨガのポーズをとることに不自由さを感じていました。その解決策として暖房器具を使用したのが、ホットヨガの始まりとも言われていますよ。

また、ホットヨガは肉体的なアーサナ(ポーズ)と呼吸法に重点を置いたヨガの流派ハタヨガから派生したヨガのひとつとされているのです。ハタヨガは、様々なヨガの流派の基盤でもあり、ゆっくりと呼吸を行いながら、無理のない範囲でポーズをとります。複雑なポーズが少ないので、初心者にもおすすめですよ♪

ホットヨガの種類

ホットヨガには、高温多湿の環境をつくるために、暖房や加湿器といった空調設備を使用するスタジオと、天然の鉱石を温めることで熱や遠赤外線、水蒸気を発生させるスタジオがあります。

アミーダでは、後者の溶岩ホットヨガを採用しています!
溶岩石は、ミネラルやマイナスイオンを豊富に含んだ天然鉱石です。温められた溶岩石から放出されるミネラルやマイナスイオンを深い呼吸とともにたっぷりと吸収することで、高いリラクゼーション効果や健康促進が期待できますよ。

また、溶岩石の遠赤外線効果によって体の芯からゆっくりと温められ、その温熱効果は72時間(3日間)も持続すると言われているのです!

空調設備を使用したホットヨガとでは、体の温まり方や呼吸のしやすさが全く異なります。
溶岩ホットヨガは、「ホットヨガの息苦しさが苦手」という人にもおすすめですよ♪

ホットヨガとヨガ(常温)の違い

ホットヨガとヨガ(常温)の違い

ホットヨガとヨガ(常温)では、どんな違いがあるのでしょうか。
比較してみたいと思います!

スタジオ環境の違い

まず、大きく違うのがスタジオ環境ですね。

ホットヨガ ヨガ(常温)
・室温35~39℃
・湿度60~65%
・室温22~27℃

ホットヨガが高温多湿の環境で行うのに対して、ヨガ(常温)は体を動かしやすい快適な温度設定になっています。ヨガ(常温)の場合、汗ばむことはあってもホットヨガほど大量の汗をかくことはありません。そのため、メイクをしたままでもレッスンを受けることができるでしょう。
自宅や公園など、いつでもどこでもヨガを取り入れることができるのも特徴ですね。

一方、高温多湿の環境で行うホットヨガは汗をかきやすいだけでなく、ヨガに比べて早く体が温まります。そのため、硬くなった筋肉がほぐれてヨガのポーズをとりやすいという特徴があります。

効果の違い

ヨガ(常温)とホットヨガは、呼吸法やポージングに大きな違いはみられませんが、ホットヨガは大量の汗をかくことで体内の老廃物の排出や血行が促進されます。それにより、美肌効果やむくみ・冷え症の改善が期待できます。
生理痛や更年期症状といった、女性特有のお悩みの改善にもおすすめですよ。

体を動かして汗をかくことで、爽快感や達成感を感じることができ、ストレス発散にも…!

一方、常温で行うヨガは環境負荷がないので、より呼吸が深まります。呼吸に集中することができるので、リラックス効果を高め、精神の安定につながるでしょう。

身体に負担をかけにくい環境で行うので、運動量の高いものやハードなヨガにも挑戦できますよ。しっかりと筋力をつけたいという人にもおすすめです♪

持ち物の違い

ヨガ(常温)とホットヨガでは、持ち物にも違いがあります!
ヨガで必要となる持ち物は、次の5点です。

ヨガの基本的な持ち物
① ヨガウェア(動きやすい服)
② ヨガマット
③ 飲み物(常温の水)
④ 汗拭き用のタオル
⑤ 着替え

ヨガマットはスタジオで貸し出しを行っていたり、預けておくことができたりするので、必ず持っていかないといけないということもありません。

ホットヨガは、ヨガ(常温)に比べて持ち物が多くなります。

ホットヨガの基本的な持ち物
① ヨガウェア(吸水・速乾性が高いものがおすすめ)
② ヨガマット
③ ヨガラグ
④ 飲み物(常温の水1L以上)
⑤ 汗拭き用のタオル
⑥ バスタオル
⑦ 着替え(替えの下着など)
⑧ クレンジング・メイク道具

ホットヨガは、マットに汗が落ちて滑る可能性があるため、ヨガラグが必要です。
レッスン後にシャワーで汗を洗い流すため、シャワーセット(バスタオル・シャンプー・ボディソープなど)、スキンケア用品も用意しておきましょう!

また、メイクをしたままホットヨガを行うと、大量の汗によって化粧が崩れてしまったり、化粧が毛穴に詰まって肌トラブルの原因になります。メイクをしている場合は、レッスン前に落としておくのが良いですね。また、レッスン後に予定がある人は、メイク道具も持参しておきましょう。

ビニール袋を用意しておくと、汗で濡れたタオルやヨガウェアを入れて持ち帰ることができるので便利ですよ。また、髪の長い人はポージングをする時に髪が邪魔になることがあるので、必要に応じて髪ゴムやヘアバンドも用意しておくと良いでしょう。

ホットヨガとヨガ(常温)どっちがおすすめ?

ホットヨガとヨガ(常温)どっちがおすすめ?

「ヨガ(常温)とホットヨガ、どちらの方がいいの?」
どちらの方が効果が高いと断言することはできません。
なぜなら、人によって違うからです!

どちらが合っているかは体質や目的、重視する効果によって違います。
それぞれの特徴を理解して、自分に合ったヨガを選んでくださいね。

ホットヨガが向いている人

ホットヨガは次のような人におすすめです!

  • 体の冷えが気になる人
  • 肌をきれいにしたい人
  • 体が硬い、柔軟性を高めたい人
  • 爽快感を得たい人
  • ダイエット目的でヨガを始めたい人

女性の8割の人が悩みを抱えているという冷え性。
体が冷えている人は、血行不良により筋肉が凝り固まった状態です。

温かい環境で体を動かすホットヨガは、冷え性の改善に効果的と言えます♪
とくに溶岩ホットヨガは、遠赤外線によって体の芯を温めるので、続けることで代謝が高まり根本的な体質改善も期待できるでしょう。

ダイエットやデトックスなどの効果を目的にヨガを始めたい人に向いています。

ヨガ(常温)が向いている人

ヨガ(常温)は次のような人におすすめです!

  • 暑い環境での運動が苦手な人
  • のぼせやすい人
  • リラックス効果や瞑想を重視したい人
  • 強度の高いポーズに挑戦したい人

常温の環境で行うヨガでは、より深い呼吸を行うことができます。副交感神経が優位に働くことによって、リラックス効果を感じやすいと言えるでしょう。
自分と向き合う時間を大切にしたい、精神面へのアプローチを目的とするのであれば、ヨガ(常温)の方が合っている場合もあります。

また、しっかりと筋力をつけることを目的として、強度の高いポーズに挑戦したいという人にもおすすめでしょう♪

まとめ

ホットヨガはヨガ(常温)とどう違うの?

ホットヨガとヨガ(常温)、どちらを選ぶかのヒントになったでしょうか?
アミーダでは、お得にホットヨガが体験できるレッスンをご用意しております!
少人数制のスタジオなので、ヨガ初心者さんでも安心してレッスンを受けることができますよ。空調設備を使ったホットヨガでは効果が感じられなかったという人も、是非アミーダで違いを感じてみてください♪